17車検ってどんな事をするの?
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マイカーライフを送るうえで必要不可欠となるのが車検です。車検とは「自動車検査登録制度」の略称で、検査により安全に使える車であることを確認するとともに その車の所有権を公証するための制度です。もし、安全性に問題があるなどの理由でこの検査をパスすることができないと、公道を走ることができなくなってしまいます。ここでは、そんな車検のチェック項目や、準備しておくべき物などについて紹介したいと思います!
車検ではどんな項目がチェックされるの?まずは、車検のチェック項目を一覧にしてみました!
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エンジンルーム点検
エンジンオイルの量や汚れ、ファンベルトの損傷やゆるみ、ブレーキフルードの量や劣化、バッテリーの液量や性能など、各種点検が行われます。いわば車の心臓部のチェックですね。とても大事な検査です! -
車内・走行・内外装点検
エンジン型式や車体番号、違法改造などの点検、またマフラー機能や灯火関係の内外装についても点検が行われます。 -
下まわり点検
冷却水やミッション・デファレンシャルオイルの漏れについてなど、車体下側に異常がないかの点検が行われます。 -
走行装置・制動装置点検
足まわりの点検です。例えば、ブレーキパッドやディスクの磨耗、タイヤやホイールの損傷、サスペンションの締めつけ状態などについて確認されます。
車検までに準備しておくべき物は?車検を迎えるにあたり、準備しておく必要のある書類があります。以下に、代行業者等を利用する場合に必要となる主な書類を挙げてみました。しっかり準備しておきましょう!
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車検証
ここに、車検に必要となる基本的なデータ(車両型式、車両重量、車検の有効期間など)が書かれています。 -
自賠責保険証明書
自賠責というのは「自動車損害賠償責任保険」の略で、加入が義務付けられている強制保険。この証明書は携行義務があるので車検証などと一緒に保管することが多いですね。 -
納税証明書
グリーンの縁取りがある小さな紙。毎年5月に支払う自動車税の、支払いを証明する用紙です。自動車税をうっかり忘れてしまうと車検が受けられないので注意!また失くしやすい小さな紙ですので、分かりやすい場所に保管しておくのがおすすめです。
ちなみに、検査の有効期間というのは車の種別や用途によります。通常の自家用車であれば、2年ごと(初回は3年)に車検が必要です。車検証の記載で確認できるほか、フロントウィンドウにある検査標章でも確認できるので、車検切れにならないよう気を付けましょう!
文:油井 恵里香
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