19免許証に書いてある番号のヒミツ
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「番号」の欄に書かれた数字12ケタ運転免許証には、真ん中より少し下に「番号」という欄があります。そこには「第●●●●●●●●●●●●号」のように12ケタの数字が書かれています。この数字には、一体どんな意味があるのでしょうか? 以下にまとめてみました。
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頭の数字2ケタ
頭の2ケタは、各都道府県の公安委員会のコード。免許証の交付を初めて受けた公安委員会のコードが記載されています。例えば東京なら「30」、大阪なら「62」、福岡なら「90」です。 -
3ケタ目、4ケタ目の数字
3ケタ目、4ケタ目の数字は、免許取得年(西暦)の下2ケタです。1997年に免許証を取得したのであれば、3ケタ目は「9」、4ケタ目は「7」が入ることになります。 -
最後の1ケタ
最後の1ケタは、免許証の再発行を受けた回数が表されています。数字が「1」であれば、1度だけ再発行したことがあるという意味。1度も再発行の経験がなければ「0」となります。ちなみに、再発行を10回受けている場合は、「0」でなく「1」となります。
※更新、区分変更などの場合は番号が変更されません。
※破損等により再発行を受けた場合、手元で内容の確認ができれば番号は変更されません。 -
真ん中の7ケタ
頭から4ケタと、末尾2ケタの間に挟まれている6ケタの数字は、各公安委員会における管理のための数字です。「チェックデジット」と呼ばれる、数字の列の間違いを検出するための数字も含まれているようです。
交付年月日の右橫に書かれた数字5ケタ住所欄の下、交付年月日の右隣には、5ケタの数字が書かれています。この数字は、各都道府県公安委員会の、内部検索用の照会番号になっています。
さて、いかがでしたか?免許証を持っている人は、自分の番号を確認したくなりますよね。これから免許を取るという人は、無事に取れたらぜひ自分の番号をチェックしてみてください。身のまわりには免許証の他にもさまざまなカードがあるので、そこに書かれた数字の意味を調べてみるのもおもしろいかもしれませんね。
文:油井 恵里香
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