29気をつけて!ハイヒールでの運転はキケン!

お出かけや通勤など何かとハイヒールを履くことの多い女性。車での移動もハイヒールのまま…という方も、もしかしたら多いかもしれません。
しかし、ハイヒールを履いたままの運転が非常にキケンなことをご存知ですか…?ここでは、ハイヒール運転に潜む思わぬキケンやトラブルをご紹介したいと思います。普段からハイヒールを履く女性の方はぜひチェックしてみてくださいね!

ハイヒールでの運転はキケン!イメージ

ブレーキやアクセルの操作がしづらい… ハイヒール運転がキケンと言われる理由はいくつかありますが、一番は、ブレーキやアクセルを踏む時の足の感覚です。ヒールが高くなるほど踵とブレーキ・アクセルとの間に距離ができ、普段は足全体で感じられるブレーキ・アクセルの感覚が、つま先だけでしか感じられなくなります。そうなると力の加減も当然難しくなりますね。ほんの軽く踏んだつもりがグンと急発進させるほど踏み込んでしまったり、反対に、思いっきりブレーキを踏んだつもりが十分でなかったり…。車の運転においては、こういったミスが命取りになりかねません。よく覚えておきましょう!

県によっては条例違反にもなるハイヒール運転 ハイヒールを履いて運転することを条例違反としている県もあるってご存知でしょうか?
道路交通法では明確にどの履物が違反となるか明記されておりませんが、各県の公安委員会による道路交通法施行細則によって禁止されている県もあります。 中でも千葉県ではサンダルやハイヒールが明記されているほか、東京・神奈川・大阪でも下駄、スリッパ、サンダルが禁止されているため注意しましょう。
都道府県により細かな部分に違いはありますが、車の運転に支障をきたすような履物は道路交通法施行細則で禁止されているケースがほとんどです。あまり軽く考えずに、車を運転する時にはハイヒール意外の履物を履くようにしましょう。

実際に交通事故も起きている… 路肩の段差に乗り上げて停車しようと ハイヒールの踵を固定したままつま先のみでブレーキを踏もうとしたところ、段差に乗り上げた衝撃によりつま先が滑ってしまい、アクセルを必要以上に踏み込み暴走。その結果、数名の小学生が跳ねられてしまうという事故が発生しています。
「面倒くさいし…」「大丈夫、大丈夫!」といった少しの甘えが、大きな事故の引き金になることも十分考えられるのです。その自覚をしっかりと持って運転をしましょう。

お出かけ先でハイヒールが必要になることも、もちろんあるでしょう。
そんなときのために、車の中には常にドライビングシューズを用意しておくことをおすすめします。運転する時だけドライビングシューズを使用し、目的地に着いたらハイヒールに履き替えれば良いのです。たったそれだけの準備で大きなキケンを回避できるのですから、ぜひ実践してみてください。ヒールの傷みや消耗も防げますよ。

文:油井 恵里香

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