36知ってて安心。・車に酔わない・酔わせないコツ
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楽しいドライブを台無しにしてしまうのが、車酔い。症状は人によって差がありますが、ひどい人は吐き気や頭痛で車に乗っていられなくなることも。
でもこの車酔い、ちょっとしたコツを覚えておくだけで、軽減することができるんです。ここでは、運転者・同乗者のそれぞれが実践できる車酔いの予防策をご紹介します!
車酔いの原因
- 車酔いは乗り物での不規則な揺れ、加速や減速といった急激な制動に反応した三半規管と目から受け取った情報に齟齬が生じた際に脳が混乱して起きるものです。 脳の情報の処理能力により酔いやすい人と酔いにくい人がいるほか、ストレスや過去の経験による不安感。睡眠不足などによる不調などによっても引き起こされてしまいます。
運転者が実践できる車酔い予防策
- 車内の空気がフレッシュだと、車酔いもしにくくなります。ドライブの前には、ドアや窓を開けて新鮮な空気を取り込みましょう。ドライブ中にも定期的に空気の入れ替えをすると効果的です。また、エアコンはなるべく外気導入にするとよいでしょう。ただ、排気ガスが多い場所では逆効果なので気を付けてくださいね。
- 荒い運転は、車酔いのもとです。ペダルもハンドルもゆっくりと操作するようにし、スムーズな運転を心掛けましょう。車に酔いやすい人が同乗者にいる場合は、とくに滑らかな運転を心掛けたいですね。
- 車間距離をしっかりあけることも大切です。前の車との距離が近いと、前の車の動きやスピードに合わせて運転を調整しなければならず、ペースが安定しないからです。ゆったりとペースを変えずに走行できるよう、車間距離はしっかり確保しましょう。
同乗者が実践できる車酔い予防策
- 車酔いがツライのは、ドライバーではなく主に同乗者です。なぜなら、ドライバーは車がどのような動きをするのか把握できるから。逆に運転をしていない同乗者は車の動きを予測しづらく、そのことが車酔いの原因になるのです。対策としては、まずしっかりとシートに座り、外の風景を見るようにしましょう。車が今どのような道を走り、この後どのような動きをするのかを意識しながら乗ると、車酔いもしにくくなります。
- 外の景色を見るときにもコツがあります。それは、遠くの景色を見ること。近いところを見ていると、目に映る風景の変化が早く、三半規管の乱れにつながるのです。雲や山、遠くの町など、なるべく距離の離れたところを眺めるようにしましょう。
- カーブが続く場所は注意が必要です。車がどちらの方向に曲がるのかをチェックしながら、遠心力に逆らうように常時体制を真っ直ぐにキープしましょう。そうすることで酔いを防止できます。また、シートにしっかり腰掛けることも大切です。
- 酔いやすい人は、酔い止め薬を持っておくと安心です。ドラッグストアで売っている市販薬で十分。体質やその日の体調に合わせて、事前に飲んでおくか 様子をみて車中で飲みましょう。
いかがでしたでしょうか?
誰でもできる簡単なコツばかりなので、ぜひ実践して楽しいドライブにしましょう!
文:油井 恵里香
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