37長距離ドライブを快適に!運転疲れ解消法
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楽しいドライブですが、長時間に渡って運転しているとどうしても疲れてしまうもの。
ここでは、長距離ドライブの疲れを手軽に予防・解消できる4つのポイントをご紹介します!
長時間運転する際には適時休憩を挟みましょう
- 長距離ドライブの際には適切な休憩を取ることを忘れないようにしましょう。長時間運転を続けることで肉体的にも精神的にも疲れがたまっていきます。特に目、腰、肩に集中してくる疲れは、とっさの判断力を鈍らせる要因になりかねません。長時間続く場合には仮眠を取ることも必要です。身体を横にしてリラックスできる体勢で休むようにしましょう。仮眠時間は15分から30分程度が適切です。休憩中は車外に出て、歩いたり、ストレッチしたりするようにしましょう。運転中は周りに注意深く目を配り、危険な運転をする車を避ける必要があるため思っている以上に疲労がたまっています。安全な長距離ドライブのためには疲労回復も重要です。
運転疲れを予防・解消するためのポイント
- まずは正しい姿勢で肩コリ・腰痛を予防
良くない姿勢で運転を続けると、腰痛や肩コリ、首の痛みなどにつながります。運転中はなるべく姿勢を正しましょう。
正しい姿勢の基本としては、おヘソ・みぞおち・頭のてっぺんに1本線が通っているようなイメージで、体勢を真っ直ぐに整えます。顎は少し引いて、目線は遠くに向けるのがコツです。
普段姿勢が悪いと正しい姿勢をキープするのが大変に感じるかもしれませんが、慣れると自然にできます。普段から意識するようにしましょう。 - 車内でできる足のむくみ対策
長時間のドライブでは足がむくむことも多いでしょう。ずっと同じような体勢でいると、リンパや血液の流れが滞って体の下の方に水分が溜まってしまうのです。ドライブ中、足のむくみを感じたら、バックシートに移動して簡単なストレッチをしてみましょう。すっきりするはずです。- 両脚を前に伸ばして座り、息を深く吸い込みながら、かかとをグッと突き出します。次に、息を吐きながら力を抜きます。これを2、3回繰り返しましょう。
- 左右の足裏を合わせるようにして座ります。土踏まずのやや上の中央部分、足の指を内側に曲げた時にできる凹みの部分を、両手の親指を使って強く押し揉みます。ここは「湧泉(ゆうせん)」と呼ばれるツボで、血流が良くなりむくみの改善に効果的なのです。疲労回復やイライラの解消にも効果を発揮します!
- 顔のツボ押しで目の疲れ・頭痛を解消
ハードな運転の後に起こる頭痛は、目の疲れが大きな原因です。目の疲れに効果的なツボはいくつかありますが、なかでも効果が高いのは「睛明」「客主人」「風池」の3つです。- 睛明(せいめい)…鼻と目頭の間にある凹んだ部分です。ここを、目をつむった状態で親指・人差し指を使ってつまむようにやさしく押します。この間、眼球を上下左右に動かしたり瞼をギュッと強く閉じたりすると、より効果がアップします。これを1分程続けましょう。
- 客主人(きゃくしゅじん)…目尻から髪の生え際にかけて引いた線の中央辺りにあるツボです。ここを、人差し指や中指を使って小さな円を描くように押します。指が滑って目に入らないよう気を付けてくださいね。
- 風池(ふうち)…耳の後ろに、下に向かっている骨がありますが、その骨の先端から髪の生え際にかけて引いた線の中央辺りにあるのが風池です。少し凹んでいるのがわかると思います。ここに両手の親指を当て、残りの指を、頭を包み込むように置きます。そして10秒程息を吐きながら、「痛気持ち良い」と感じるぐらいの力加減で押します。次に、息を吸いながら指を離します。これを10回程繰り返しましょう。疲れ目にはもちろん、肩や首のコリにも効果的です。
- 車外ストレッチで疲れた体をリフレッシュ!
車外で休憩できる場合は、ぜひちょっとした体操をしてみてください。
まず車から1歩半程離れたところに立ち、肩幅ぐらいに両足を開きます。車に両手を置き、肩を入れるようなイメージで、背筋を伸ばして前方に体を倒します。そのまま20秒ほど静止。これを何度か繰り返しましょう。体のコリがほぐれてスッキリします。
また、アキレス腱を伸ばしたり前屈をしたりと、なるべく体のいろいろな部分をほぐしましょう。ラジオ体操もおすすめです!
文:油井 恵里香
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