10雪道では必須!タイヤチェーンの種類いろいろ
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雪道での運転に欠かすことのできないタイヤチェーン。チェーンは取付けるのが大変…というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、それはもう昔の話。いまのチェーンは簡単に取付けることができ、緊急時にも素早く対応でき安心です!
ただ、ひとくちにタイヤチェーンといってもその種類は色々。それぞれにメリット・デメリットがあります。ここでは、そんなタイヤチェーンの主な種類を一覧で紹介してみました。ぜひチェーン選びの参考にしてみてくださいね。
使う用途や予算などに合わせて、ベストなタイヤチェーンを選びましょう!
金属チェーンタイヤチェーンといえばこの金属タイプを想像する方が多いのではないでしょうか?コンパクトなサイズのものが多く、収納時もかさばらないので便利です。また、価格がお手頃なのもうれしい点ですね。金属チェーンのメリット・デメリットは以下のとおりです。
- メリット●凍結路面に強い ●価格がお手頃 ●コンパクトに収納時できるため車内でもかさばらない
- デメリット●金属製のため雪のないアスファルトを走行すると熱を持ち、金属部分が破損しやすくなる ●音や振動が大きい
非金属チェーン(ゴムチェーン)タイヤチェーンといえば、もともと金属製のチェーンが主流でした。しかし近年は、走行性能などを追求して、ゴムにスパイクが付いた非金属タイプのタイヤチェーンが人気を集めています。非金属チェーンのメリット・デメリットは以下のとおりです。
- メリット●雪道でも乾燥路でも、静かで振動が少ないため乗り心地が良い ●ゴムなので、雪のないアスファルトを走っても熱を持ちにくい ●多数のタイプがあり、用途に合わせて選択ができる
- デメリット●たたんだ時のサイズが比較的大きいため、収納スペースをとられてしまう ●金属チェーンに比べて価格が高い
布製チェーン「雪の上だけ走行できれば十分」という声に応えるかたちで登場した、手軽さが魅力の布製チェーン。取り付け・取り外しが簡単にできて、便利なアイテムです。純正品としてディーラーなどでも取り扱いがあります。布製チェーンのメリット・デメリットは以下のとおりです。
- メリット●取付け・取り外しが手軽にできて便利 ●収納もコンパクトに出来てかさばらない
- デメリット●耐久性は他のタイプに比べて劣り、基本的に雪上でしか走れない ●あくまでも緊急用。路面の状況をみて走行判断をする必要がある
チェーンを装着するタイミング高速道路であれば気象庁および国土交通省よりチェーン規制が2~3日前までには発表されます。日本道路交通情報センターなどで情報を確認するようにしましょう。2018年のチェーン規制に関連する法律の改正以降、規制が発令された地区は未装着だと走行ができません。一般道ではそのような規則や通知がないためご自身で判断する必要があります。雪が降っていることを確認した時、もしくは地面の凍結を確認した際にはチェーンをつけるようにしましょう。
文:油井 恵里香
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