11雪道でのドライブ!安全に運転するには!?
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雪道には思わぬ危険がいっぱいです。
冬のドライブを安全に楽しむためにぜひ気を付けてほしいポイントを、一覧で紹介致します。ぜひ参考にしてくださいね。
乗車時に注意したいこと!走行前には、車の上に積もった雪をちゃんと落としましょう。また、自分の靴底に付いた雪もきちんと落としてください。ペダル操作の際に危険となります。
ちなみに、路面に雪があったら早めにタイヤチェーンを付けることが大事。「まだ大丈夫…」なんて思っているうちにスリップを起こしたのでは、せっかく用意したタイヤチェーンも無意味になってしまいます。積雪地帯ではスタッドレスタイヤの用意は必須と言えるでしょう。
低温でも硬くならないゴムが使用され、深い溝とそのブロックごとに刻まれている細い溝の相乗効果で雪道でもグリップ力が失われません。
しかし、積雪の状況などによっては想像している以上に滑ることもあるため過信は禁物です。
「急」のつく操作はNG!雪道では、急ブレーキ・急ハンドル・急減速・急加速など、「急」のつく運転操作は絶対禁物です。タイヤがグリップを失ってスピンする可能性があります。雪道では、どんなことでも早めに用意をし、慎重に操作するようにしましょう。
路面状況を見極めた運転を!冬は、時間や天気、通行量などにより路面状況が刻々と変化していくので注意が必要です。晴天でも、日陰に入っている路面は凍結していることもよくありますし、黒光りしているように見える路面や橋の上、またトンネルの出入り口などはとくに注意が必要です。
冬の路面が危険と隣り合わせであることを十分念頭に置いたうえで、刻々と変わる路面状況を見極めながら運転をしましょう。車間距離を意識して取ることも とても重要です。
路肩に注意!雪の多い地域では、積もった雪により側溝やガードレールが隠れてしまっていることがよくあります。路肩にはなるべく寄らずに、道の中央を走行するようにしましょう。「わだち」が出来ている場合は、わだちに沿って走行することをおすすめします。
ブレーキングのポイント!雪道でのブレーキは丁寧に行ってください。急にブレーキをかけると、タイヤがロックされてしまい、滑ってハンドルが効かず危険な状態に陥ります。「ABS」が装着されていない車はポンピングブレーキが効果的です。また、下り坂ではエンジンブレーキの併用がおすすめ。さらに、コーナリング中のブレーキはスリップの元となるので、コーナー手前で十分に速度を落とし、コーナーに入ったらゆっくりと丁寧なハンドル操作を行なうことが重要です。
文:油井 恵里香
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